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  • パーソナルトレーナーの資格
  • 2022年3月2日

NESTA-PFT(ネスタ)資格って?【取得方法と試験対策】

武田駿平

武田 駿平

こんにちは!
Dr.トレーニングスクール、大阪校講師の武田です!

本日は、前回のブログで書かせて頂いたトレーナーを目指す方々が取得することの多い資格の中から、NESTA-PFT(ネスタ)について記載していきます!!

NESTA-PFT(ネスタ) とは

NESTAはアメリカ・カルフォルニアに本拠地を置くパーソナルフィットネストレーナーの資格認定団体で、フィットネス業界で多数ある資格団体の中でもメジャーな団体の1つです。

NESTAが発行する資格には、
「パーソナルトレーナーの必須資格」と言われている”NESTA-PFT”(NESTA-パーソナルフィットネストレーナー)や
「ターゲットやニーズに合わせた」スペシャリスト資格というのが27種類あります。

NESTAが発行する資格の中でも、
NESTA-PFTのプログラムは、クライアントのニーズやゴールに的確にプログラムを提供できる”プロフェッショナル”を育成することを目的にしています。

・これからパーソナルトレーナー業界に就職を考えている方

・違う業種から転職を考えている方

・1からパーソナルトレーナーとして独立を考えている方

など様々な方々のニーズを満たせる資格でないかと思います。

なぜそう感じるのか。この後で説明していきます!

 

NESTA-PFTを取得することのメリットとデメリット

 

 

メリット

私がいくつかの資格を受ける中でNESTA-PFTに感じた特徴を踏まえて「メリット」をお話しさせて頂きます。

NESTA-PFTでは、運動生理学や生体力学、栄養や評価、機能解剖学などの専門的などの専門的な内容も学ぶ為、トレーナーとしての基礎基盤を身につけることができます。

ただ、この資格には他と違う点があります。

 

①他の民間資格と違う点での取得メリット

それは、

「売上とNESTAプログラム」「パーソナルトレーニングのビジネス」「成功の秘訣」など他の民間資格ではあまり触れない部分にも触れている点です!

パーソナルトレーナーとして活動していく為に必須の基礎知識を身につけつつ、個人で活動していく為に必要な「売り上げについて」「ビジネスについて」などについても学べるので、パーソナルトレーニングの会社に従業員として入社して活動していく人だけでなく、個人で活動していく方々にも勧めることのできる資格です。

さらに!

パーソナルトレーナーとして、さらに見ていくクライアントの分野を絞ることで、ブランディングを確立していきたい人には、「スペシャリスト資格」が存在するので自分がどんなトレーナーになりたいか明確になっている人にも勧めます。

 

②受験に関しての点

NESTAの受験までの流れには、いくつかのコースがあるので自分の現状に合わせてコース選択がしやすい点です!

次の部分でお話ししますが、各コースによって自分の知識レベルや時間の都合に合わせやすいです!

 

デメリット

大きなデメリットはないですが、NSCA-CPTやJATI-ATIと比べた時に

・「広く学ぶことはできるが、深さがそこまでない」

・費用が高い点。

かなと思います。

学べる内容は、とても広いのでパーソナルトレーナーとしての基盤を作るにはとてもいいと思います!!

 

NESTA-PFTを取得するのにおすすめな人

下記に当てはまる方は取得を検討してみてください。

・他業種からパーソナルトレーナーに転職される方

・学生から就職する方(基礎の確認と今後自分の専門を絞ることも考えられる)

・フィットネスクラブ(スペシャリストに、クラブマネジメントやスイミングに関わる資格もあるため、方向性によっては良い)

・トレーナーとして、さらに深みを出したい方(スペシャリスト)

・独立開業を目標とする方

 

 NESTA-PFTの取得方法と試験対策

【取得方法】

NESTA-PFT認定試験を受けるためには、まず下記の条件を満たしている必要があります。

■NESTA JAPAN(あるいは医学映像教育センター)にてPFTテキストを購入済み

※テキストのご購入・詳細はこちら

※他サイトからの購入、他人からの譲渡では受験できませんのでご注意ください。

 

■CPR・AEDの技能に関して定期的なトレーニングを積んでいる(資格認定を受けていることが望ましい)

※MFA(メディック・ファースト・エイド®)、IEMA(国際救命救急協会)の講習を推奨しておりますので、お持ちでない方はご検討ください。

※定期的なトレーニングを積んでいる必要があります。受講の証明書等の提出は必要ありません。

 

■日本国籍または、日本で就労可能な在留資格を有するもの

 

■満18歳以上で、高等学校卒業以上の者、高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)合格者、またはNESTAが認定する教育カリキュラム修了者

 ↓

  • 該当しない方は、以下の2つの方法で受験いただくことが可能です。

1、高卒資格を何らかの形で取得いただき、通常受験要件を満たす

2、NESTAが認定する教育カリキュラム 「ヒューマンアカデミー スポーツカレッジ」にて、カリキュラムを修了する

 

■次の1~4のうち、1つ以上の項目に該当する

1、1年以上のパーソナルトレーナー・インストラクターなどの実務経験がある

2、1年以上の運動部指導、フィットネス企業勤務経験がある

3、体育系または、医療系の大学・専門学校を卒業している

4、NESTAの認定する養成講座、養成コース(認定校・認定アカデミー含む)を受講済みである

 

※1~3をクリアされていない方は、NESTAの主催する養成講座・コースの受講が必要となります。

NESTAが認定していない養成コースを受講した場合、受験要件を満たさない可能性があります。

NESTA認定の養成コースであることをご確認の上、ご受講ください。

(NESTA公式ホームページより抜粋)

 

【試験会場:東京/名古屋/大阪/九州、沖縄】

 

受験方法

1、ダイレクトコース

2、ゼミコース

3、WEBコース

4、NESTA認定アカデミー

 

1、ダイレクトコース

  • 概要

PFT認定受験要項を満たしている場合、直接試験を受けることも可能です。

 

  • 費用:72,500円(税込)となっております。

(教材費、事前講習受講料、認定試験受講料、受験・資格登録手数料込み)

 

2、ゼミコース

  • 概要

指導知識と経験の優れた実績を持つNESTA認定講師による対面式の養成講座。

PFTテキストの内容を4日間(32時間)で集中的に学習する。

→ある程度の基礎知識を持った方や全般的に復習をしておきたい方に薦められるコースとなっている。

初めての方や基礎知識に不安がある方には「シリーズ別ゼミコース」を勧めます!

PFTテキストを「ビジネス」「基礎理論」「実践」の3つのシリーズに分け、それらすべてを学ぶロングコースからそれぞれのシリーズだけを学ぶショートコースまであるので、自分の現状に合わせて検討してみて下さい!

 

  • 費用:168,500円(税込)

(ゼミコース受講料、教材費、事前講習受講料、認定試験初回受験料、受験・資格登録手数料込み)

 

3、WEBコース

  • 概要

Eメールを活用して、PFTテキストの内容に沿って各章毎に課題(1章につき20~30問)に沿って学習を進める形式の通信教育。

通信教育なので、学校に在学中の方やお仕事がお忙しい方、家庭の事情で中々時間を作るのが難しい方。などでも無理して時間を作る必要がないので勉強を進めやすいです。

 ↓

NESTA公式ホームページにWEBコースで受験された方の声が載っているので、検討中の方は下記URLから目を通してみて下さい!

https://www.nesta-gfj.com/pft/c_web.html)

 

  • 費用:107,500円(税込)

(WEBコース受講料、教材費、事前講習受講料、認定試験受講料、受験・資格登録手数料込み)

 

4、NSTA認定アカデミー

最後は、NESTA-JAPANが認定するNESTA認定アカデミーで受験資格を得て試験を受けるコースです。

 NESTA-PFTの更新料とそのやり方

・NESTA資格有効期間:4年間

・資格更新費用:20,000円(税込)

・資格更新に必要な単位数:5.0単位

 ↓

単位の取得には下記の種類があります。

①スペシャリスト資格型

スペシャリストの資格を取得して更新単位とする方法です。1資格につき5単位が認定されます。

 

②セミナー受講型

1講座につき0.5単位が認定されます。

 

③オンライン授業

1動画につき0.1単位〜取得可能です。

 

④通信教育型

NESTAの発行する各種教材について学習し、修了試験に合格することで単位を取得する方法。

1教材につき、0.5単位が認定されます。

 

 NESTA-PFT以外のNESTA団体の資格

NESTAが発行する資格には、NESTA-PFTの他にも上記で何回か出しました「スペシャリスト資格」というのが存在します。

・ボディメイキングスペシャリスト

・スリープサイエンススペシャリスト

・モビリティアナリス

・要支援者認定トレーナー 

・ファンクショナルアナトミースペシャリスト

・バックペインリリーフスペシャリスト 

・シニアフィットネストレーナー

・テニスコンディショニング

・クラブマネジメントスペシャリストetc…

自分自身がどの方向性に進みたいかに合わせて選択していくことをお勧めします!

 

まとめ

NESTA-PFTについての理解はいかがでしょうか?

下記のBLOGでは私が実際に行った勉強法などをまとめておりますのでぜひご覧ください。


https://drtschool.jp/1781/

 

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