パーソナル トレーナー資格取得スクール|Dr.トレーニングスクール

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  • 2022年5月31日

パーソナルトレーナーの将来!開業・経営に関する基礎知識!

スタッフ

スクール担当兼人事部の木村です。

いつもblogをご覧いただきありがとうございます!

私は専門学校を20歳で卒業後フィットネスクラブにてスタジオレッスンの担当やフィットネストレーナーとして勤務。

その後専門学校でも講師を務め日頃の授業だけでなく就職担当として年間40〜50社ほど直接人事の方と採用に関するお話をさせていただいておりました。

現在はパーソナルトレーナーとして現場で立ちつつ人事と外部の仕事をしております。

 

すでに業界歴も10年を超え少しずつトレーナーを目指す皆さんに向けて

少しでも有益な情報のご提供ができればと思います!

ということで今回は「ジム開業」と言うテーマで記載していきます。

今日も多くの情報を盛り込みますので是非最後までご覧ください。

日本におけるフィットネジム事情

そもそも皆さんは日本人の人口1億2000万人のうち約何%の人がフィットネスジム(パーソナルジム含む)へ通っているかご存知でしょうか。

開業する上でまずこの知識を抑えておかなくてはいけません。

日本のフィットネス参加率は現在約4、4%と言われております。

アメリカ、ヨーロッパ圏は10%以上を超えている状況と比べるとまだまだです。

その主な理由としては国の保険制度の違いにあると言われています。

世界において日本は健康長寿国として世界の平均寿命ランキングでも上位に位置していることは有名ですよね。

でも裏を返せば平均寿命と健康寿命の差は大きく開き「介護」が必要な人たちが多いということです。

もっと言えば、治すことに関しては世界有数の先進国でも「予防する」「健康で居続ける価値」という

観点ではまだまだ劣るというのが現実です。

そして2022年現在日本にはジャンル問わず大小合わせて7893施設あると言われており

近年のコロナウィルスの影響やボディコンテストの流行によって利用者数も増えており

自宅でフィットネスを楽しむオンラインのシステムも発展しているわけです。

■「ジム」の開業形態

簡単に独立、開業といってもどのような業務形態があるのかをご紹介します。

1:フィットネスジムのフランチャイズ契約

 代表的なのが〇〇タイムフィットネスのような24時間型のフィットネスジムです。

その他にもサーキット型のトレーニングジム等が挙げられます。

フランチャイズでの経営の大きなメリットは〇個です

①経営ノウハウを得ることができる。

フランチャイズでジムを経営することによって、本部側(フランチャイザー側)の持つノウハウを得ることができる。

ジムを安定して経営するため、集客施策や退会防止策などのマーケティング知識はもちろんのこと、売上・コスト管理などのファイナンスにまつわる知識を蓄えることも可能

② ジムオーナーの経験がなくても参入できる

既述のように、フランチャイジーはフランチャイザーの持つノウハウを活用しながら経営を進めていくことができるため、必ずしもジムオーナーの経験がある必要はない。

また、研修制度が充実している企業では、スタッフだけでなくオーナー自身もトレーナー研修を受けることができるため、事前に業界の知見を深めることも可能だ。

ブランド力を集客に利用できる

ジムを開業するにあたって、最も困難かつ重要な要素が「集客」だ。特に個人開業だと、知名度もなければツテもない場合がほとんどのため、入会を伸ばすのは難しい。

しかし、フランチャイズであれば、規模にもよるが、フランチャイザーがこれまで培ってきたブランド力をそのまま利用することができるため、最初の集客にも弾みが生まれる

2:パーソナルトレーニングジム

多くの方が開業というとイメージするのはコチラだと思います。

大きなメリットは③点です

 

①好みのところに出店ができる

 土地を買い1から建てることもあればマンションの一室等でも自分のイメージする規模感に合わせて契約をすることが可能です。

 

②自分好みに仕上げることができる

これは主にジムの内装や取り扱うマシンを自分好みに選択できるというのが大きいところです。

フランチャイズ契約での開業だと「ブランド」というのが大きく関わりますので自分自身でこだわれるところはわずかです。

 

③決裁権が全て自分にある

開業の醍醐味といえばここではないでしょうか。

ただかなりの労力を要しますが自分にプレッシャーをかけて勝負できるところは最大の魅力です。

特に「マニュアル」に縛られることがなく、提供するサービスも一から全て考え

お客様1人1人に応じた最適解の提供がしやすいというのも大きな利点に一つです。

■ジム開業・経営に必要な費用

ジムの経営には必ず初期費用と固定費というのがつきまといます。

初期費用というのは物件の契約やマシン機材の導入、内装費用等がそこに相当してきます。

固定費はいわずもながですが、人件費や水道光熱費、広告等の毎月かかるものがそこに相当します。

最低でも300万円以上というのが目安なところです。

ただしマシンや物件等についてはメーカーや地域ごとの差が大きいので大々的な公表は控えますが、細々したところまでこだわればこだわるほど金額は上がります。

今回は見積もりが出やすい内装費を参考にしていただければ幸いです。

あくまで何もない状態から竣工した場合になりますのでご了承ください。

内装工事費(壁や床のクロス貼りなど)

200400万円

電気・空調・換気設備工事費

815万円

給排水設備工事費

6080万円

家具・建具工事費

7080万円

諸経費

3050万円

ちなみに弊社のトレーニングジムでは物件の内装、ツール等細部までこだわり抜いておりますので結構良い値段かかってます。

参考までに下記URLよりご覧ください。

https://drtraining.jp/?gclid=CjwKCAjwr56IBhAvEiwA1fuqGtS8V1nhq76yikEvZsWblwrajY8hixLrGjCumAkHiCh-9SKdW1Qx2hoCxNIQAvD_BwE

 

■ジムの開業に必要な資格

ここまで開業や資金、諸経費についてお話をしてきましたがここでは資格についてお話しします。

トレーニング系の資格はたくさんありますが

ベーシックなところで行くと弊社スクールで取得ができるNSCA–CPTです。

この資格はパーソナルトレーナーの業界では1番といっていいほど知名度が高いです。

その他にも日本スポーツ協会認定のアスレティックトレナー、日本トレーニング指導者協会認定JATIーATI、NESTAーPFT等様々ありますので詳細を知りたい方は以前の記事をご覧ください。(以前の記事はコチラ

弊社の場合代表が、アメリカの準医療国家資格ATCを保持しておりますので、

パーソナルトレーナーとしてだけでなく、リハビリが必要な人やプロのアスリートまで対応できるようにシステム化されている分どんなお客様にも対応できる知識、技術が身につく組織です。

 

ジム開業までの流れ

いざ開業しようとなっても、どのような流れで開業したらいいか不明なところも多いと思うのでよくある手順でをご紹介します。

①業態を決める

→パーソナルトレーニング・セミパーソナル・無人型等

また会費制度も重要な要素の一つです。

年会費制・月会費制・回数券制・都度払い制様々ありますので業態を決める上では確実に選定をしたほうが良い要素です。

②開業資金の調達

→何より銀行から融資を受けれるのかどうかが問題です。

ここで必要なことは、トレナーとしての知識よりもビジネス的なお金の知識です。

収支計画や予算・返済計画等マネープランニングは非常に重要です。

借りるからには返すことが前提ですし信用・実績・信頼が重要な要素です。

③出店地域の選定

→中心街なのか地方なのか。駅チカなのか郊外なのか。またマンションに入れるのであれば

視認性も重要になるので何階に位置するのかも考えることが重要です。

④物件の契約

→物件の契約においても、マシンの搬入や導線・駐車場の有無な°考えることは盛り沢山です。

特にマシンや器具を使う分、防音性や建物自体の耐久性も基にしなくてはなりません。

トレーニングがうるさくてクレームが来ては本末転倒なので、細かいことかも知れませんが考えてくださいね!

⑤HPの用意

→今ではGoogleでも無料でHP制作ができるようになりましたが、こだわるならばデザイナーへの依頼が一番でしょう。

それこそHPをみて起こしいただかないことには意味がないので、固定費の部分も関わりますが検討することは重要です。

⑥システムの選定

→決済方法・端末・在庫管理・入退会管理など実はトレーニング以外にも管理系が非常に多いことを覚えておいてください。

たとえどんなにいい接客をしていたとしてもこのシステムが整っていなければ意味がないのです。

⑦プロモーションの開始

→チラシやSNSを通じた発信が必要です。

誰を対象に発信しているのかを事前に考えておいてくださいね!

⑧開業

このような流れです。

ジム経営を成功させるコツ

そして開業後経営していくとなった際に重要な要素をお話をしていきます。

①人間性

②concept

③mission、vision

⑤ブランドイメージ

ジム開業・経営の注意点

①採用、研修システム

②ブレない

③オープン管理

④数字の意識

⑤固定費の見直し

⑥自分の給料は最後

■まとめ

それでは最後のまとめに入ります!

①パーソナルトレナーとして開業してもトレーナー業務以外のことに時間を割かなくてはいけない。

②成功の鍵は人間性

③採用と研修は妥協しない

長くなりましたが今回の内容を覚えておいて下さいね!

 

また次回はジム経営を成功させるコツや開業経営の注意点について更に深堀りをしていければと思いますので

次回の記事もぜひ楽しみにしておいてください!

(参考URL)

https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2657#:~:text=%E5%85%A8%E5%9B%BD%E3%81%AE%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%8D%E3%82%B9%E6%96%BD%E8%A8%AD%E7%B5%8C%E5%96%B6,1%2C886%E6%96%BD%E8%A8%AD%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%82

https://business.fitnessclub.jp/articles/-/596

https://fiit.jp/498/

【著者情報】

株式会社Dr.トレーニング
人事部 木村寛明
1991年9月21日生まれ埼玉県出身

(保有資格)

・日本赤十字救急法救急員・JATIーATI

・TRXSTC/SMSTC・Re-archspine/foot

・スポーツトレーナー検定ベーシック・アドバンス

・STARDiffuser

専門学校卒業後新卒にて大手のスポーツクラブに入社
スタジオレッスン・パーソナルトレーニングを担当しマニュアルの作成にも関わる。
その後専門学校教員として就職し授業及び就職担当歴任し業界に人財を輩出。
その後株式会社Dr.トレーニングへ入社。現在はトレーナー兼人事として活動中。
採用率4%以下の厳選されたトレーナーの発掘に日々奮闘。

この記事を書いたスクールメンバー

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