「パーソナルトレーナーは男性の仕事」
「筋肉マッチョの人しかトレーナーにはなれない」
そんなことを考えたことのある女性は多いのではないでしょうか?
こんにちは。
Dr.トレーニングスクールで講師をしている東田です。
この記事では「女性の私こそがパーソナルトレーナーになるべきだ、向いている」
そのように思っていただけるような、女性の背中を押せる内容になっております。
ぜひ最後までご覧くださいね。
女性のパーソナルトレーナーが求められている3つの理由
最近では女性トレーナー専用のパーソナルジムが増えていたり、弊社Dr.トレーニングでも女性トレーナー希望のお客様が増えたりしています。
パーソナルトレーニングのお客様が女性の割合が多いこともあると思いますが、この業界で8年やっている僕も近年の「女性トレーナーの需要の高まり」は感じております。
今回は特に多いであろう3つの求められている理由を紹介します。
・女性ならではの悩みの相談がしやすい解決方法が豊富
・初心者の方でも安心して通いやすい
・男性トレーナーに対して抵抗を感じるお客様も多少はいる
下記より詳しくご覧ください。
女性ならではの悩みの相談がしやすい、解決方法が豊富
パーソナルトレーニングを行う目的として多いのは「ダイエット」や「健康管理」です。
その上で大事になるのは、体重や体脂肪率、その日の体調や気分等の把握や共有です。
女性の方で多いのが..
「体重や体型等を見てもらうのが恥ずかしい」
「生理周期など女性特有の悩みを話しにくい」
というのを対男性トレーナーの場合だと躊躇してしまう方も多くいるのが現実です。
そんな時、頼りになるのが女性のパーソナルトレーナーです。
また、女性ならでなの悩み解決という点でも有利に働きます。
僕自身、解剖学や生理学、トレーニング方法等かなりの勉強を重ね、
その中で女性の身体についても勉強を行ってきており、科学的根拠のある知識やノウハウはありますが、それが「実体験」での解決方法ではないです。
その点、女性トレーナーは
「この時私はこうやって対処しましたよ」とか「女性の日で暴食しそうな時は〇〇を食べましょう」という具体的かつ、実体験でのアドバイスが出来る点はお客様の立場からしても安心と信頼を勝ち取りやすいです。
初心者の方でも安心して通いやすい
初心者の方で多いのが
「優しそうなトレーナーさんが良い」「女性だと怖くないから女性を選んだ」
です。
僕が店舗の店長をしている時にかなり多くの確率で女性を選ぶ理由でも挙げられます。
「男性のマッチョなトレーナーに凄く重い重りを持たされるんじゃないか」
「身体が大きくて何となく怖い」
男性トレーナーやパーソナルジムに対してのイメージでこのように思ってらっしゃる方も多くいます。
世の中や弊社にも厳しい女性トレーナー(いい意味で)はたくさん居ますが、
世間のイメージとして女性の方が優しい、初めてのジムで頼ってみたい
と思われているのは活躍の場が広いということで良いことですよね!
男性トレーナーに対して抵抗を感じるお客様も多少はいる
・質の高いパーソナルトレーニングを受けたい
・マッチョな人に追い込んでもらいたい
というニーズもありますが、上記のような理由から女性にパーソナルトレーナーを依頼するニーズも多く存在します。
パーソナルトレーニングは筋トレやストレッチ中に「触れる」こともあるため、男性トレーナーでは抵抗がある。
恋人や旦那から「男性トレーナーは嫌だ」と言われ女性トレーナーを指名する方もいらっしゃいます。
正直、職業的に「女性トレーナーは強い」です。
次に、パーソナルトレーナーになる方法についていくつか紹介するので見ていきましょう。
パーソナルトレーナーになる方法
ここまでで「私やっぱりパーソナルトレーナーになりたい!」と改めて思うようになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここではパーソナルトレーナーになる方法として3つの経路を紹介します。
① トレーナーの専門学校へ通う
表にもあるように、時間とお金をかけて「じっくり学ぶ」のが専門学校の特徴です。
僕自身も高校卒業後、大阪の専門学校に通い今の会社に入社しました。
この記事を見ているあなたが高校生であれば専門学校はかなりオススメかなと思います。
理由として、
卒業まで時間があることからやりたいことの選定や人脈の形成、フィットネスだけでなくスポーツ等の幅広い知見が増えるからです。
僕自身も「トレーナーで食べていく」という目標がありましたが、いきなり就職するのは違うと思い、まずは専門学校に入りましたね。
② 未経験でパーソナルジムに入社する
表にもあるように、最速最短でパーソナルトレーナーになるには入社するのが一番かと思います。
ただ、この場合その入社先のパーソナルジムの研修制度の充実さやレベルにかなり依存してしまうので慎重な選択が必要になります。
この業界にある一定以上は居りますので言いますが
「全てのパーソナルジムの研修がしっかりしている」ということは僕からは言えません。
女性で活躍するパーソナルトレーナーになりたい
という方は専門学校や次に紹介するスクールを選ぶ方が建設的かと思います。
③ パーソナルトレーナーのスクールに通う
表にもあるように、最速、比較的低コストで「しっかり学ぶ」のがスクールの特徴です。
弊社スクールも5年ほど前から500名ほどの卒業生を輩出してますが、スクールが増えてきたのは最近のことですね。
パーソナルトレーナーとして生計を立てる、
なるべく早く確かな知識、技術を身につけて活躍したいという方にオススメです。
どのスクールを選ぶかの基準として
「そのジム自体のレベルが高いのか?」
「パーソナルジムの出店をいくつかしているのか」
は気にした方が良いと思います。
そこでパーソナルジム及びスクールの自力が分かると思うためです!
パーソナルトレーナーとして取得しておくべき資格とは?
パーソナルトレーナーの資格として一番にオススメするのが「NSCA」です。
NSCA-CPT 【NSCA認定パーソナルトレーナー】のことです。
パーソナルトレーナーは男女に限らず「資格が無くても出来る仕事」ですが、
ない/ある であれば圧倒的にあった方が初めて担当するお客様からしたら「安心」の材料となります。
また、資格が無くてもトレーニング指導は出来ますが、【基礎知識力】に差がかなり出る場合が多いです。
基礎知識があることは適切なトレーニングや食事指導が出来るだけでなく、
どの分野でも基礎あっての応用ですので引き出しの少ない飽きられやすいパーソナルトレーナーになるリスクが減ります。
資格について弊スクール講師の武田がまとめているので本気で資格を取りたいという方はご覧ください。
https://drtschool.jp/1722/
デメリットは?
女性のパーソナルトレーナーが求められている理由を最初に紹介しましたが、難しい点もあるのでご紹介します。
補助の際、重さ的に難しい場合もある
特にベンチプレスで100kgや上半身系のトレーニングの際、男性のお客様の補助で女性だと難しいケースも存在します。
筋力や体格にはなるので本人の努力次第ではありますが、性差の部分で女性の方が不利と言えます。
ただ、正直そのような重りを扱うお客様がパーソナルジムに多く来るか?
という部分では少数派だと思うので気にしすぎず大丈夫かと思います。
男性から恋愛対象として見られることもある
仕事とプライベートは分けてパーソナルトレーナーとして活躍したい、と思っていても
男女ですから可能性が0ということはないです。
このようなケースを避けたい場合
・女性専用(お客様)のパーソナルジムで働く
・個室でのトレーニング指導をしないジムで働く
・自分自身のプライベートな会話は避ける
というような対策法はたくさんあります!
現役の女性トレーナーにインタビュー!
❒ 徳満 由起さん(パーソナルトレーナー)
徳満さんは、弊社Dr.トレーニング銀座店でパーソナルトレーナーとして活躍しています。
いくつか現役のトレーナーだからこそ答えられる内容を質問したので紹介します!
Q.なぜパーソナルトレーナーになろうと思いましたか?
大学生まで10年間バスケットボールに没頭していました。
競技をしているときは「自分が上手くなること」をいつも考えて努力していました。
そんな自分を振り返った時に「このままの自分では明日死んだら後悔する」と強く思いました。この気づきをきっかけに「これからは誰かの幸せに繋がる努力がしたい」と思い、人の人生に大きく関わるパーソナルトレーナーを目指しました。
Q.どんなお客様を担当していますか?
同世代の方から70代の方まで幅広く担当させて頂いております。
お客様の目的としてはダイエット、ボディメイク、機能改善、パフォーマンスアップが多いです。
Q.パーソナルトレーナーとして女性で良かったと思ったことはありますか?
「お客様の細かな変化に気付けること」かなと思います。
お身体の変化はもちろんですが、髪の毛、爪、お洋服。またはその日のコンディションも雰囲気で掴めます。お客様からは「なんでわかるんですか」とよく驚かれますが、、、(笑)
女性は観察力があると思うのでそこが強みになってくるのではないでしょうか✨
【皆さんにメッセージをお願いします!】
これからの時代「女性だから、、、」という考えは一切いらないと思います。
「やってみたい」と思ったのならばたくさん学んで目の前のお客様に全力で向き合っていけば必ずお客様はついて来てくれます。
女性トレーナーがフィットネス業界を更に盛り上げていきましょう!
まとめ
女性がパーソナルトレーナーとして求められている理由
についていかがだったでしょうか?
Dr.トレーニングスクールでも2022年になってからかなり女性の入学者が多くなっており、そのようなニーズもあるかと思いこの記事を作成させていただきました!
ぜひ参考になると嬉しいです🙌
パーソナルトレーナーになれるスクールに興味のある方は下記よりお問い合わせください!
https://drtschool.jp/contactform
【著者情報】
東田 雄輔
【資格】
・NSCA-CPT (NSCA認定パーソナルトレーナー)
・JATI-ATI (JATI認定トレーニング指導者)
・NASM-PES (全米スポーツ医学協会認定パフォーマンス向上スペシャリスト)
・NASM-GFS (全米スポーツ医学アカデミー認定ゴルフフィットネススペシャリスト)
・IASTM SMART TOOLs