こんにちは!
Drトレーニングスクール講師の佐々木です!
今回は、NSCA-CPT第8章「パーソナルトレーナーのための運動心理学」について学んでいきます!
8章では、「トレーニングをすることによるメンタルへの影響」「トレーナーがお客様の行動に変化をつけるために必要な知識」を学べる分野です!
トレーニングの知識だけをつけても、「お客様が行動しよう!」と思わなければ、意味がありません。
だからこそ、これまで学んだ知識を、お客様に応用できるようにするためにも、今回の分野は非常に大切になります。
この章を学ぶことによる応用の仕方
8章では、「お客様が目標に向けて、行動し続けるサポートの仕方」を学んでいきます。
その中でも、「トレーナー側」として、「運動する側」としての両面から学んでいきます!
トレーナー側としては、
「お客様が目標に向けて行動していくための、心理的なサポート」
を理解することで、継続してトレーニングを続けること(行動変容)により、お身体が変わる(結果)というサポートをすることができます。
また、運動する側として学ぶことで、
「モチベーションを自分でコントロールできるようになる」
ことで、自分で目標を達成することができ、成功体験を積み、自分自身の行動を変えることができる。
というメリットがあります。
トレーニングをサポートする立場としても、自分がトレーニングをする立場としても、どちらにとっても大切ですので、ここから詳しくみていきたいと思います!
NSCA-CPT8章の詳細
NSCA-CPTの8章では、「目標設定とそこに対する動機付け」について学んでいきます。
パーソナルトレーニングで大切なことは、「お客様がトレーニングを習慣にすること」です。
つまり、「トレーニングの重要性を理解し、自分で行動すること」
をサポートすることが、根本的に大事な部分です。
その「お客様が自分で行動する」ために必要なことが「正しい目標設定」とそこに向けての「動機付け」です。
今回は、8章の中でも「目標設定」について一緒に押さえていきましょう!
目標設定
フィードバックと強化のための目標設定
フィードバックと強化は、徐々に目標を追求する目標設定のプログラムの成功にとって非常に重要なものです。
【例】
長期目標として、体重を−10kg達成したいお客様がいる場合。
→
この目標を達成するために、
●設定された期限内に「短期目標」を設定することで達成されます。
●その結果に対するフィードバック(結果の認識)は「成功」か「失敗」か、という主観的評価をもたらします。
★この成功か失敗かという認識は、その時の感情や情緒に影響を受けるということです。
※この期間を終えて、長期目標の達成には遠くても、短期目標を達成することによる前向きな気分が、更なる目標に向けての行動の動機付けにつながるので、短期目標設定が大切になります!
-長期目標
長期目標は、お客様に有意義な追求をさせるために設定します。
そして、この長期目標が、短期目標の方向性を示し、お客様が重要だと考える最終目標を示している点で、非常に重要です。
そこから導かれた「意味あるエクササイズ」はお客様が継続して実施し続ける可能性が高くなります。
-短期目標
長期目標を段階的に達成するための、戦略です。
短期的目標の達成に挑戦することは、心理的変化を起こすためのツールであります。
挑戦的な目標とは、成功の確率が50%くらいの目標です。
また、適度に難しくないと意味がありません。
そして、「お客様が結果をはっきりと認識できる、明確な基準に向かって努力できるように、客観的で定量化できる目標」を選定することが大切です。
NSCA-CPT第8章の問題
①動機付けを効果的に行うためにクライアントのエクササイズの参加するための何を把握している必要があるか
a.内発的動機づけ
b.外発的動機付け
c.準備段階
答え:C
現在の動機状態の把握。プログラムを組みやすくなる
②自己効力感を高める4つの要素で正しいものを答えよ
a.リモデリング効果
b.感覚的説得
c.パフォーマンスの説得
答え:C
成功体験などの自己効力感を高める
③闘争逃走反応で分泌するホルモンはどれか?
a.GLP-1
b.セロトニン
c.コルチゾール
答え:C
心拍数や血圧を上げる
まとめ
トレーナーとして活躍する上で、大切なことは、
「お客様が行動してもらえていること」
です!
そのために、「トレーニングの知識」✖︎「心理学」は非常に大切です!
Drトレーニング養成スクールでは、現場で活躍しているトレーナーだからこそ伝えられる
トレーニングの知識だけではなく、お客様が行動してもらえるような関わり方
を学ぶことができます!
お客様に必要とされるトレーナーとして、現場で活躍したいと思う方は、一緒に学びを深めていきましょう!
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名前
佐々木孝平
保有資格
NSCA-CPT
JATI-ATI
フィールド・フロー認定スポーツメンタルコーチ