こんにちは!
Dr.トレーニングスクール 大阪校講師の武田です!
第7章では、「パーソナルトレーニングにおける栄養」について学んでいきます!
今の時代パーソナルトレーナーとして活動していくためには、栄養学の知識は必須のものとなっています。
日常生活で出る問題や悩みの多くは栄養学の知識を身につけておくことで改善できるものが多いです。
『栄養を勉強せずに、パーソナルトレーナーとして活動するのはお客様が不幸になるかもしれません。』
コロナなどもあり、健康に意識が向いている人が増えている今だからこそ、栄養学は絶対に身につけていた方がいいです。
7章のパーソナルトレーナーとして勉強するメリット
ダイエットやボディメイク/筋肥大などの見た目を変えるためにも必要ですが、それだけではなく慢性的な不調の改善、お客様の日常のパフォーマンスの改善から『健康寿命を伸ばす』など、様々な面で栄養の知識は役に立ちます。
上記でも記載しましたが、日常生活で出る問題や悩みに関しては、栄養学の知識を知っていることで改善できることが多くあります。
もちろん、他の要素(アプローチ)も必要ではありますが、栄養学が問題点としてあげられることは多いです。
『痩せられない』『身体が大きくならない』『体調が優れない』『疲れが抜けない』『頭が働かない』『便秘や胃腸の調子が、、』
など、このような悩みはお客様から聞くことが多いです。
トレーニングや運動も大切ではありますが、僕らの身体を作るのは食べご飯です。そしてエネルギーとなるのもご飯です。
お食事(栄養)無くして、僕らは生活ができないです。
栄養学を知ることで、それを現場に落とし込むことで、目の前のお客様の悩みを改善することができ、それがトレーナーとしての信頼にもなります。
『栄養が苦手だから、、』と言って避けてばかりいると、身体を変えることができず結果的にお客様が離れていってしまうケースもあります。
(過去に私も経験したことがあります。それ以外にも要因はありますが、結果として社内で過去一番お客様を話したケースもあります。)
お金を頂いているプロだからこそ、私たちはお客様の目標を達成することも大切だと考えます。
それに、
今の時代「平均寿命」と「健康寿命」の両方が伸びていますが、その2つの差は大きく変わっていません。
寿命が伸びても、健康寿命が伸びなければベッドの上で生活するしかないのです。
寿命が伸び、健康寿命がより伸びる。そうすることで、人生がより豊かになるのではないかと私は思います。
目の前のお客様の『今』だけではなく『一生』を考えて、トレーナーとして活動していくことも大切かもしれませんね。
7章の詳細
基本的に、お客様の目標を達成するために栄養学は必要です。
現にDr.トレーニングにお越し下さるお客様の半数以上が『ダイエット』や『筋肥大』のお客様です。
栄養と運動は切り離せない関係性であり、両方がお客様の身体を変えるためには必要です。
また、お客様のニーズがパーソナルトレーナーの専門知識や職務の範疇を超える場合は栄養士を紹介するケースもあります。(NSCA-CPT教本より)
7章で学ぶ内容
・栄養に関するパーソナルトレーナーの役割
・栄養カウンセリングと栄養指導は誰が行うのか?
・食事評価
・エネルギー(エネルギー必要量に影響を及ぼす因子、エネルギー必要量の推定)
・栄養素(タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン/ミネラル、水分)
・増量/減量
・サプリメント
・栄養に関する助言の要点
とパーソナルトレーナーとして活動する上で最低限必要な栄養についての知識を学ぶことができます。
【増量】
お客様が体重の増加を望む基本的な理由2つ
①外見の改善
②パフォーマンスの向上
筋量を増やして体重を増加させるために必要な要素
①食事
②漸進的なレジスタンストレーニング
+
「クライアントの遺伝的素因」「体型」「増量に取り組む姿勢」によって、増量効果に違いが出る。
筋組織構成:水分→およそ70%、タンパク質→22%、脂肪酸とグリコーゲン→8%
仮に、摂取カロリーの余剰分がレジスタンストレーニングによる筋の成長に使用されるとすると、『除脂肪体重を1ポンド(0.45kg)増やすためには、約2,500kcalを余分に摂取』する必要がある。
そうすると、
1日の摂取カロリーを、必要量より『350〜700kcal』多く摂れば、週あたり『1〜2ポンド』の除脂肪体重の増加を見込める。
体重増加のための栄養に関する2つの原則は
『カロリー摂取量を増やす』『タンパク質摂取量を増やす(または適正レベルを維持)』
ことである。
【減量】
減量、特に体脂肪を減少を目的とする人は、2つのグループに大別できる。
『適正体重であるが美容上の理由で体脂肪を落としたい人』
『体格指数(BMI)が25以上の過体重または30以上の肥満の人』
お客様が減量を始めようとする際に考慮すべき一般原則
①体脂肪を最小限に減らし、それを維持する能力は、ある程度遺伝によって決まる。
②筋量を増やすと同時に体脂肪を減らすことができるかは、トレーニングプログラムと栄養摂取により決まる。
(補足)
トレーニング経験のないクライアントは、カロリー制限とトレーニングの併用により、体脂肪の減少と除脂肪体重の増加が同時に起こる可能性がある。
③週平均で1〜2ポンドの減少は、1日に『およそ500〜1,000kcal』を減らすことを意味し、これは食事制限とトレーニングの併用によって実現できる。
(補足)
これ以上の急激な減量は、食事制限による
『脱水やビタミン、ミネラル不足を引き起こしかねない』
また、カロリー制限による急激な減量は、除脂肪体重の著しい減少をもたらす。
脂肪の落ちる速度の決まる要素
『身体組成』『食事摂取量』『トレーニングプログラム』
などによる。
1週間に体重の『1%』を減らすというのが一般的なガイドラインである。
④食事は、エネルギー密度の低い食品で構成する。
エネルギー密度は、食品の重量または体積当たりのカロリーを表す。
⑤食事は栄養的にバランスがとれ、様々な食品を含むものでなければならない。
NSCA-CPT 7章の問題と解説
①増量における栄養の原則として、誤っているものを選択せよ
a.カロリー摂取量を増やす
b.脂質の摂取量を増やす
c.タンパク質摂取量を増やす
答え:b
体重増加のための栄養に関する2つの原則は『カロリー摂取量を増やす』『タンパク質摂取量を増やす』ことである。
②週あたり1〜2ポンドの除脂肪体重の増加を見込むためには、1日の摂取カロリーを、必要量より何kcal多く摂ればいいか。正しいものを選択せよ
a.100〜250kcal
b.100〜350kcal
c.350〜700kcal
d.500〜750kcal
答え:c
1日の摂取カロリーを、必要量より『350〜700kcal』多く摂れば、週あたり『1〜2ポンド』の除脂肪体重の増加を見込める。
③減量において、1週間に体重の何%減らすというのが一般的なガイドラインである。
正しいものを選択せよ
a.1%
b.2%
c.3%
d.5%
答え:a
1週間に体重の『1%』を減らすというのが一般的なガイドラインである。
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名前 武田 駿平
【取得資格】
・NSCA-CPT
・NESTA-PFT
・JATI-ATI