こんにちは!
Dr.トレーニングスクール です!
NSCA-CPT第6章での内容については、『有酸素性トレーニングの効果と身体の適応』について学んでいきます!
有酸素性トレーニングは代謝や内分泌系、骨や結合組織などの目に見えない部分に影響を及ぼします!
他にも心臓や血液などにも変化が起きるため、体脂肪を減らす以外にも長期的な健康に役立ちますので、ぜひ有酸素性持久力トレーニングと身体の変化について学んでいきましょう!
大まかな内容とトレーナーとして勉強するメリットについて
NSCA–CPTの6章では、「有酸素性トレーニングへの生理学的な応答と適応」についてです。
・応答:短期的な変化
・適応:長期的な変化
プログラムに活きる
有酸素性トレーニングは、後ほど紹介していくようなさまざまな応答や適応が起きます。
それら把握することによって、お客様の目的(ダイエットやボディメイク、健康増進など)に合わせて、適切にプログラムの中に有酸素性トレーニングをうまく組み込むことができます!
ただ、やみくもに「ダイエット=有酸素」「健康増進=有酸素」を行う!
ではなく、どのような適応が起きるからこそ、この目的のお客様には有酸素トレーニングを行おうと判断することができます。
有酸素トレーニングは必要か?!
結論:有酸素トレーニングにおける応答と適応を考えれば、大半のお客様には必要!
ではありますが、優先順位はお客様によって異なります。
今すぐにでも取り入れたほうがいいお客様もいれば、そうでないお客様もいらっしゃいます。
僕らはパーソナルトレーナーであるからこそ、「正しさ」は必要です。それはお客様のお身体を変えるために無くてはならないものです。
ですが、「正しさ」だけでは、お客様を変えることはできません。
続かなければ、身体は変わらないからです。「正しさ」を知ることは大切ですが、押し付けにはならないようにしましょう。
少し話が脱線してしまいましたが、ここでは「正しさ」について、まずは学んでいきます。
その上で伝え方の工夫や種目の選択を適切に行なって、「正しさ」を出しつつもお客様が続けられるように「楽しさ」や「ノウハウ」も与えていきましょう!!
→これは、実際のスクールやセッションを受けに来て頂ければお伝えさせて頂きます!!
NSCA–CPTの6章の詳細
有酸素性トレーニングとはどのようなものをイメージしますか??
ランニングやジョギングなどをイメージされるのではないでしょうか!
上記に挙げられた運動のように、酸素をたくさん使う運動のことを指します!酸素をよく使うので好気的代謝と呼ばれたりします!
有酸素性トレーニングによって起こる短期的応答や長期的適応についてご紹介していきます!
応答と適応
– 短期的応答 –
心臓血管系の応答
呼吸器系の応答
代謝系の応答
内分泌系の応答
– 長期的適応 –
心臓血管系の適応
呼吸器系の適応
骨格筋の適応
代謝系の適応
内分泌系の適応
骨と結合組織
身体組成の適応パフォーマンスの適応
– 有酸素性持久力トレーニングへの適応に影響を及ぼす要因について –
特異性、年齢、性別、遺伝
このように有酸素性トレーニングは心臓血管系、呼吸器系、骨格筋系、代謝系、内分泌系、骨格系に対して変化を起こすことができる有効な刺激になります!
短期的応答や長期的適応を知ることによって、トレーニングが身体に対して引き起こす現象を理解することでより効果的なプログラム作成に役立ちます!
またそれらの良い使い方のためにも、オーバートレーニングやディトレーニングの反応を学んでより良い活用方法を知っていきましょう!
NSCA-CPT 6章の問題
①有酸素性運動での短期的応答として適切でないのはどれか
a.心拍数ー増加
b.血漿量ー増加
c.筋血流量ー増加
答え:b
解説)血漿量は減少する
→その他有酸素性トレーニングにて心臓血管系の応答で減少するものは、全抹消抵抗性、内臓血流量、血漿量
②カテコールアミンについて適切なものはどれか
a.グルカゴン
b.インスリン
c.エピネフリン
答え:c
解説)カテコールアミンはエピネフリンとノルエピネフリンである
→副腎髄質から分泌される
③長期的適応の代謝系の適応について適していないのはどれか
a.最大酸素摂取量の増加
b.最大下での運動中におけるエネルギー源として脂質への依存の増加
c.乳酸性作業閾値の低下
答え:c
解説)乳酸性作業閾値の上昇、最大酸素摂取量の増加、最大下での運動中におけるエネルギー源としての脂質への依存の増加と、炭水化物の利用の現象が挙げられる
NSCAを取得するならDr.トレーニングスクール
今回はNSCA-CPT第6章について書かせていただきました。
これらの内容は実際に目に見えるものは少ないですが、確かに身体で起こっている現象となります。
理論を学ぶことはトレーナーとして常に向き合い続けることです。
その理論が起きているのは現場であり、そこでは教科書通りにはいかないこともあります。
自身で経験をしていくことも大切ですが、現場での経験を理論に交えて知ることが効率よく学べる道だと思います。
本気で学びたい方は一度ご連絡お待ちしております。
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