Dr.トレーニングスクール講師兼運営の東田です!
最近コロナウイルスの影響が少しずつ減ってきたことで
東京出張に来る知人とかなり多く会っていてウエイトコントロールが難しいこの頃です。
僕の場合はウエイトコントロールにかなり有効な「HIIT」をほぼ毎日行ってコントロールしています!
では本題へ!
「人間が1日2.3万Rep行っている運動」とは?
Rep=回数です。
この数字を見てトレーナーの方はピンと来たかもしれませんが
「呼吸」のことです。
ただ違和感ある方も多いのではないでしょうか?
「呼吸が運動?」と。
運動という表現があまり受け入れ難い方も多いでしょうが、呼吸は運動です。
例えば、歩くことは運動ですよね?
歩くとは股関節、膝、足関節の筋肉(特にハムストリングスや大殿筋、腓腹筋)等が働くことで前方に重心移動出来る運動です。
呼吸は運動
呼吸とは「横隔膜」という筋肉がメインとなって働くことで起こる運動です。
多くの方は1日に2.3万歩も歩くことはないでしょうが、呼吸はこの回数を行います。
皆さんにとって身近な歩くよりも多く回数(Rep)を行っている運動です。
ではその回数の多い呼吸にエラーが出てるとどうなると思いますか…?
そう、慢性痛として有名な「腰痛」「肩コリ」を誘発します。
上記の写真にある「深呼吸」は近い現代までとてもカラダに良いこととして言われてきました。
深呼吸ってカラダにいいの?
●深呼吸のカラダの状態として
・手を大きく広げてバンザイ
・腰を大きく反らせる
・顎が上がって上を向く姿勢
上記のようなものでしょうか。
こちらのカラダの状態では先程お伝えした呼吸のメインである「横隔膜」は機能不全(働きにくい)になります。
●そうなると副(サブ)呼吸筋である
・胸鎖乳突筋
・斜角筋
・胸筋郡
・前鋸筋
・広背筋
・脊柱起立筋
が優位に働きます。
これらは副呼吸筋ですので簡単に言うと頑張りすぎない方が良いです。
深呼吸での弊害
胸鎖乳突筋、斜角筋、胸筋郡、前鋸筋 →猫背、肩コリを誘発
広背筋、脊柱起立筋 →反り腰、腰痛を誘発
これらを優先的に使用する呼吸を「異常呼吸」と言います。
深呼吸を一概にダメと言っている訳でないですが
上記のようなリスクがあると言うこと、そして呼吸が崩れると慢性痛を誘発するということを覚えていただけたらと嬉しく思います✨
Dr.トレーニングスクールではこの2.3万回も行っている運動の呼吸から
カラダを良くしていくカリキュラムも最近は多く取り揃えております!
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まずは相談からでも受けてみてくださいね!
Dr.トレーニング スクール運営兼講師
東田雄輔
NSCA-CPT
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