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  • 2021年9月21日

パーソナルジムの開業の仕方について

スタッフ

みなさんこんにちは!

さて、今回はトレーナーの開業についてブログを書こうと思います。近頃はスクール生の方から将来独立して開業したいという声を多く聞いておりますので、私なりに開業方法などまとめましたので解説していきたいと思います。

 

パーソナルジム開業までの流れ

フィットネスクラブの開業とは異なり、パーソナルジムは小さく始めることが出来ます。主な開業の流れは以下の通りです。

・どこで開業するのか決める
・開業資金の調達
・物件の契約
・施設内の整備(トレーニング器具や内装など)
・商品の選定(コースや料金など)
・集客

以上が全て完了すればいよいよ開業スタートになります。特に最初から独立を考えている方は集客が1番重要で難しいと思いますが、後ほど色々ご紹介していきます。

どこで開業するのか決める

どのエリアや場所でジムを開業するかは、売上などに大きく影響しますので丁寧な事前リサーチが必要です。日本の中心である首都圏にするのか、出身が地方の方は慣れ親しんだ地元で開業するのかそれぞれメリットデメリットを考えながら選ぶ必要があります。
首都圏の場合は人口も多い分、競合であるパーソナルジムの数も圧倒的に多いですし、地方の場合だとその逆で人口も少なく競合の

ジムも少ないと言えるでしょう。

また、立地以外でも「自宅で開業する」、「テナントを借りる」、「都度スタジオを借りる」のパターンがあります。

自宅で開業する最大のメリットはコストを抑えられる点です。スモールスタートする方法としては非常に人気が高いです。教室用のテナントを別に契約する方法に比べて初期費用は300万円以上の差が出る場合もあります。ただ自宅で行うということで防犯上のリスクもあるので注意が必要です。

テナントを借りて運営する場合は、専用のスペースでしっかりと雰囲気作りもでき、店舗を構えているという点から信頼も得ることが出来ます。パーソナルジム用にテナントを借りれば、自宅では入りきらなかったような人数にも対応できるようになり、大きな売上が期待出来ます。

都度スタジオを借りる方法としては、初期費用を抑えつつ一度に複数人のレッスンにも対応することが出来、レッスンを行う時だけ費用を払えばいいので、赤字になる心配も少ないです。

しかしスタジオを予約できないとレッスンが開催できなかったり、レッスンごとに準備をするなど運営の手間は最もかかる方法になります。

 

開業資金の調達方法

個人でジムを経営していく方は、税務署へ必ず「開業届」を提出する必要があります。これは事業を始める人すべてに必要な書類です。この書類は、自宅を事務所または教室にする場合にも現住所の所轄の税務署へ、開業後1ヶ月以内に提出することが必要です。ちなみに手続きは非常に簡単で、必要事項を記載して税務署へ持っていくだけで問題ありません!この開業届を提出していれば昨今コロナで話題になっている各種補助金などの申請ができるようになり開業資金手当として十分な金額が国から補助して頂けます。

特に小規模事業者持続化補助金は、商工会または商工会議所の助言や指導などを受けながら、経営計画を策定し、その計画に沿って販路開拓に取組む費用について補助される制度です。補助率は2/3で最大で約50万円の補助を受けることが出来ます。その他にも該当する補助金制度があると思いますのでご自身で補助金について一度調査してみてください。書類作成の手間はかかりますが最大で数千万円の補助が出る制度もあるので、調べて損はないと思います!

 

開業資金の調達に関して検討しておくべき費用は以下になります。

〜イニシャルコスト(設備費)〜

・物件の賃貸料金(自宅以外の場合)
・内装などの工事費用
・備品購入費

〜ランニングコスト(運転費)〜

・賃貸料(自宅以外の場合)
・広告費
・水道光熱費
・人件費など

開業後の運転資金は最低でも3ヶ月以上は確保してスタートすることをお勧めします。物件の賃料にもよりますが、最低でも1ヶ月あたり30万円は必要と言われています。イニシャルコストの中に含まれているトレーニング器具などの備品も、十分な検討が必要です。特にトレーニングマシンは10万円以下のマシンから100万以上のマシンまである為、お客様のターゲットに合わせてどのマシンを購入するか決めた方がいいでしょう。マシンの中でも弊社の施設にも必ず置いてあるスミスマシンなどは一つのマシンで何通りものトレーニングが可能ですので、金額は安いとは言えませんが機能性は非常に優れております。

マシンが必要でなくても、鏡、フロアマット、ストレッチボール、ストレッチマット、フラットベンチ、ケトルベル、ダンベル、トレーニングチューブなどは必須になります。またお客様のことを考えるのであれば、シャワールームやタオル、お水、アメニティ、トレーニングウェア、シューズ等も揃える必要があるかもしれません。
開業前に事前に備品について洗い出しを行い、予算を決めておくことが重要です。

集客について

大手フィットネスクラブなどでトレーナーとして仕事をしていた場合は、お客様がついていることもありますが、そういった人脈がない新しい場所でのスタートとなるとやはり新規顧客獲得が必要です。

新規顧客のための正解は実はありません。集客方法もターベットや地域によって変わってきます。

もし20〜30代の働いている女性をターゲットにするのであれば、チラシよりはFacebookやInstagramの広告が相性がいいかもしれません。もしくは地域に根ざしてパーソナルジムを目指すのであれば、近くの飲食店にチラシを置いてもらったり、ポスティングも効果的かもしれません。
パーソナルジムの開業はいわば「自分自身」が商品になりますので、YouTubeなどでご自身やジムについての情報発信も積極的に行っていくことは顧客のターゲットに限らず行っていく方がいいでしょう。広告費を抑えていかに新規顧客が獲得できるかが非常に重要ですのでHP制作やYouTubeや各SNSのブランディングは慎重に決めていく必要があります。

最初は集客で苦労することもあるかと思いますが、しっかりと自分自身のブランディングを行うことができ、また新規顧客で獲得したお客様にリピートして頂けるようになれば経営は安定的になっていくでしょう。また1人で行っていく場合は、孤独との戦いになると思うので人脈や人との

繋がりは積極的に掴みにいくことが重要です。

弊社のスクールでは、スクール生や卒業生同士の交流会を今後さらに積極的に行っていく方針です。 コロナの影響でオフラインで、交流する機会を作れておりませんが、コロナが収まり次第、定期的に交流会やイベントを開催し、意見交換や人脈を広げる機会をたくさん作っていきます!

弊社のスクールはさまざまな業種の生徒さんに通って頂いておりますので、新たなビジネスが生まれるチャンスにもなるでしょう。

ご興味ある方はぜひお問合せお待ちしております。

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滝口理華子

この記事を書いたスクールメンバー

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