スクール担当兼人事部の木村です。
いつもblogをご覧いただきありがとうございます!
私は専門学校を20歳で卒業後フィットネスクラブにてスタジオレッスンの担当やフィットネストレーナーとして勤務。
その後専門学校でも講師を務め日頃の授業だけでなく就職担当として年間40〜50社ほど直接人事の方と採用に関するお話をさせていただいておりました。
現在はパーソナルトレーナーとして現場で立ちつつ人事と外部の仕事をしております。
すでに業界歴も10年を超え少しずつトレーナーを目指す皆さんに向けて
少しでも有益な情報のご提供ができればと思います!
以前に「パーソナルトレーナーの働き方・年収」についても記事をアップしておりますので
今回の記事と合わせて以前の記事も御覧ください!
そして今回のテーマはコチラ!
「【年収アップ】パーソナルトレーナーが年収を上げるためにやること」
上記にの内容について記載をしていこうと思いますので必ず「最後まで」御覧ください。
1:パーソナルトレーナーの年収とは
早速ですが皆さんへ質問です。
「パーソナルトレーナー=稼げる」というイメージの方いらっしゃいますでしょうか。そして稼ぐとしたら年収としていくら稼ぎたいでしょうか。
(前回の年収に関する記事はコチラ→https://drtschool.jp/1789/)
正直稼げるかどうかは人それぞれというのが事実です。
パーソナルトレーナーは正直夢のある仕事だと思いますがいくら稼げるかどうかは、自分自身の知識・技術・人間力・集客力・影響力・ビジネス力等々様々な要因があります。
その為日本の20代〜30代の生産性人口年齢の平均年収とパーソナルトレーナーの平均年収を比較して見ていこうと思います。
2021年の年代別の平均年収は「20代」が341万円、「30代」が437万円という数値でした。
あくまで日本にある全職種・全地域を対象としたアンケートになりますので参考程度にしかなりませんが、事実として近年の物価の上昇から見ると決して贅沢ができるような額ではないと思います。
それではパーソナルトレーナーの実際はどうなのか。
パーソナルトレーナーの仕事の平均年収は約353万円。月給で換算すると29万円、初任給は25万円程度が相場。正社員の給料分布を見てみるとボリュームが多いのは295〜340万円の水準で、平均年収の353万円はこのゾーンよりも高い水準に位置しています。
全体の給与幅としては295〜651万円と比較的広いため、勤務先や経験・求められるスキルによっても大きな差があると見受けられます。
もちろん正社員・業務委託・フリーランス等働き方が多様化するパーソナルトレーナーにおいて1つの参考にしていただけたらと思います。
2:そもそもの年収の定義
一般的に「年収」とは、社会保険料や源泉所得税、その他の控除(住民税や積立金など)が引かれる前の「総支給額」を指します。
その為「手取りは?」となれば総支給額から社会保険料や源泉所得税、その他の控除が差し引かれた額が手取りとなるわけです。
特にパーソナルトレーナー業界は「ボーナス」「退職金」というような制度を設けている企業がまずないので、月収換算で稼いだ額の積み上げが年収となります。
3:【年収アップ】に向けてすぐできることとは
とは言っても少しでも皆さん年収を上げたいと思いますのでここからは
木村なりに実践してきたもしくは参考にしてきた内容をシェアできればと思います。
①結果を出している人材から学ぶ
まずは自分よりも結果を出している人材のセッション見学や実際にセッションを体験するということです。
TrainerはよくTrainerでありつづけるので極めれば極めるほど
インプットすることが多くなりお客様相手でも、色々試したくなってしまいます。
何を言いたいかというと、知識と知恵は違うという事と常にお客様目線でなければならないということです。
実際に見学やセッション体験を通じて自分の足りてない部分の発見をすることができるので
自分自身のセッションに役立てることができるわけです。
②人に興味を持つこと。
「おいおい木村何いってんだ!Trainerなら当たり前だろ!」と思った方ほど意外とできていないこの要素。
皆さんはお客様のことをどの程度理解していますか?まさかジムにいるときの会話だけで知った気になっていませんよね?
日常生活や習慣だけでなく、姿勢や癖や口癖や考え方やなぜドクタートレーニングに来てくれたのかまで知っていますでしょうか。
この人に興味が持てない人ほど、知識・技術が長けていても「ONLY ONE」な指導ができず機械的になりがちです。
③自己投資
特にこれから初心者でパーソナルトレーナーを未経験から学ぶときに必要なことは2つの投資が必要だと考えています。
1つ目は環境への投資です。
なぜならばパーソナルトレーナーとして重要なのは経験だからです。
まずは自分自身の身体の変化を促すことや
対象とするペルソナ(サービスを提供する対象とする層)の人たちがどのようなサービスを基準としているのか体験することが必要です。
そのためにフィットネスクラブやパーソナルトレーニングジムにお金を払って通うこと
少し高めのレストランのサービスや環境を知ることは非常に大事です。
とある企業の研修では、従業員で焼き肉を食べに行った際に
入店からお会計までの一連の中でのサービスの改善点をお客様目線で考えるという研修があるくらいです。
一時的な出費があってもその後自分が働くことで、生涯年収として回収できるとするならば安いものですよね。
パーソナルトレーナーは一見知識・技術に焦点が当てられがちですが、
お客様からすればパーソナルトレーナー=結果の出せる人という位置づけであり
学校やスクールを卒業していれば知識量にそんな大差はないと思っています。
本当に大事な部分は医科にお客様の居心地のいい環境を作り、お客様に対するサービスを拘れるかということが非常に重要です。
今でも私は自分のサービスレベルの質を下げないように、月に1回はちょっと良いサービスを体験しに行って自分のサービスに生かしています。
2つ目は知識への投資です。
とにかく学ぶことは努力ではなく日常になる中で木村がまずおすすめするのは機能解剖学とトレーニングを連結させることです。
人の体はありがたいことに、皆同じ構造をしています。
もちろん世代によって筋肉量・脂肪量・神経伝達等は異なりますが
骨・筋肉・関節・神経・機能は変わりません。
だからこそパーソナルトレーナーとして幅広いお客様を対応して成果を出せるようにするためには、まず機能解剖学を学ぶことをおすすめします。
これがわかるようになるといざTrainingでの実践です。
トレーニングをすることで自分自身の身体がどのように動くのかを実感することができ机上で学んだことが体感として身についていくわけです。
ここまでできたら〇〇というトレーニングは〇〇筋を鍛えられるという勉強から
〇〇筋を鍛えられるトレーニングをひたすら書き出して実践してみたり、
お客様のケーススタディでどのようにトレーニングを処方し指導実践ができるのかという段階に変わっていきます。
自分でやったことでしか正しく人に伝えられないからこそ、自分自身でまずやってみるということが必要なので忘れないでくださいね。
【 まとめ】
パーソナルトレーナーの年収は働く環境や個人の技量によって大きく変化する
パーソナルトレーナーとして年収を上げるためには自分自身の経験値を上げ正しく学べる環境作りに投資をする。
またコロナ禍によりオンラインが発達をしてきており、
その為オンラインでどこの地域からでも世界最高峰の知識・技術を
マンツーマンでの勉強をしていくことも可能な時代に変化してきました。
弊社のパーソナルトレーナースクールでは米国準医療国家資格のATCの資格保有者の元
NSCA−CPTの資格取得だけでなくフィットネス・トレーニング先進国アメリカからの知見をもとに
最新かつ最先端のスポーツ医科学的根拠に基づいたカリキュラムのご提供をしております。
カリキュラムはオンラインで収録されており、スクール在籍中はもちろん
資格取得後やスクール卒業後もいつでも学び成長できるのが弊社の特徴です。
専門スタッフが皆さんの将来に向けて丁寧にアテンド致しますので
気になる方はお問い合わせよりご連絡ください!
https://drtschool.jp/curriculum(スクールURL)
(記事記載にあたっての参考ページ)
・リクナビネクスト(引用)
・doda(引用)
・求人ボックス(引用)
【著者情報】
株式会社Dr.トレーニング
人事部 木村寛明
1991年9月21日生まれ埼玉県出身
(保有資格)
・日本赤十字救急法救急員・JATIーATI
・TRXSTC/SMSTC・Re-archspine/foot
・スポーツトレーナー検定ベーシック・アドバンス
・STARDiffuser
専門学校卒業後新卒にて大手のスポーツクラブに入社
スタジオレッスン・パーソナルトレーニングを担当しマニュアルの作成にも関わる。
その後専門学校教員として就職し授業及び就職担当歴任し業界に人財を輩出。
その後株式会社Dr.トレーニングへ入社。現在はトレーナー兼人事として活動中。
採用率4%以下の厳選されたトレーナーの発掘に日々奮闘。