Dr.トレーニングスクール運営兼講師の東田です!
今日もひたすらにトレーナーの知識をアウトプットして皆さんのお役に立てたらと思います。
【神経系の適応】とは
「神経系の適応」
トレーナーさんであれば一度は聞いたことのある内容ではないでしょうか?
では「説明出来ますか?」
結構曖昧に覚えていたり、使わないだろう
とサクッとしか覚えてない方も多いのでは!?
ただ、こちらに関してはパーソナルトレーナーとして
「初めてトレーニングを行うお客様」にとってかなり重要なトピックになるのでぜひ覚えてからこのページを離れてくださいね!
トレーニング初心者が短期間で筋力が向上する現象
トレーニング初心者は重量(筋力)が非常に上がりやすいです!
ホントびっくりですよ!
例)スクワット
初回 40.0kg
2回目 42.5kg
3回目 45.0kg
このように毎回のように重量が増えることも多いです。
反対に、1年や数年トレーニングしている方は
このように重量が毎回増えるということはまずないです。
ない、絶対!
話を戻して、、コレが神経系の適応です!
そしてひとつお伝えしておくと、この短期間での筋力アップは筋肉量の向上ではなく、神経系の適応によるものです!
「そんな簡単に筋肉が増えてたまるか」
と、トレーニング上級者から突っ込まれそうです。。
運動単位 ~ モーターユニット ~
神経系の適応を語る上で重要なのがモーターユニットです!
モーターユニットの構成 【筋肉 + 神経】
前提として、筋肉は単一では動きません。
つまり、筋肉を神経が司ることによって筋肉が働くことが出来ます。
この筋肉と神経のセットのことをモーターユニットと言います。
神経系の適応とはモーターユニットを増やすこと
トレーニング未経験者は筋肉を使う(発揮する)場面がそもそも少ないです。
スクワットやベンチプレスのように力を入れる場面なんて日常生活でほぼないですよね。
引っ越しぐらい?笑
極端にいうと自分の筋肉、筋力の半分も使わなくても生活が出来てしまいます。
が、トレーニングとなるとそうはいかず、「今まで使わなかった筋肉」まで使おうとします。
そこが!
モーターユニットが増え、結果として重量、筋力が増えるタイミングです!
イメージでいうと…
未経験者 持ってる筋力の30%しか使ってない
初心者 持ってる筋力の60%使えるようになる
上級者 持ってる筋力の80~100%使える!
という感じで持ってる筋力(ポテンシャル)を最大化していくのが神経系の適応です!
「同期化」がポイント
また、ただ増やすだけでなく、その発揮するタイミングを合わせることも重要であり、神経の働きです。
それを同期化と言います。
ベンチプレスであれば胸まで下げて上げる時に適切なタイミングで大胸筋、上腕三頭筋、三角筋前部が筋発揮が出来るか?
スクワットであればしゃがんで上げる時に適切なタイミングで、大腿四頭筋、大殿筋、ハムストレングス(全部でない)が筋発揮が出来るか?
それが重要です!
反復することで頭と身体で覚え適応をしていきます。
以上、神経系の適応についてお話していきました!
ぜひ、友人、お客様、家族にアウトプットしてあなたの知識としていきましょう!
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Dr.トレーニング スクール講師
東田雄輔
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